AutoCADはどの業界につよいのか?
ふと気になったので調べてみることに。
ネットでリサーチしてみたところ…
業界別では、“製造業”や“建設土木業”で圧倒的につよい!という意見が多く見受けられました。
たしかに、CADケンも肌感としては同感です。
というのもサラリーマン時代、ゼネコンやメーカーさんとの図面のやりとりは
ほぼAutoCADでこと済んでいたため、「AutoCAD=建設土木・製造業」という感覚はたしかにあります。
とはいえネット上のデータは古い情報で、そもそも他の業界はどうなんだ?という疑問も残る内容のため、客観的な根拠として弱いことは否めません。CADケンの肌感しかりw
そこで、「AutoCADといえば建設土木・製造業でしょ!」は本当なのか?を確かめるため、以下のような仮説を立てて検証してみました。
【仮説】
AutoCADを求めている求人件数とAutoCADの業界シェアはリンクしているのではないか。
という仮説を立て、
具体的に2020年7月現在時点での
- AutoCAD経験を必要とする求人情報(*)が業界分類ごとに何件あるか調べ、
- 業界分類別求人数=AutoCADの業界シェアになるものとして検証。
(*):AutoCAD経験があれば尚良しも含む。
:ひとつの求人にCADソフトが複数ある場合、AutoCADが入っている場合を含む。
業界分類は以下のとおり。
《業界分類》
・製造業(メーカー)
・建設土木業(=工事会社の認識で大丈夫です)
・専門技術サービス業(=コンサルや設計会社などの技術支援会社)
・その他
※業界分類は総務省の日本標準産業分類による。
検証ソースは以下のとおり。
《検証ソース》
・doda(転職情報サイト) → デューダ子でおなじみ
・en派遣(派遣情報サイト) → バカリズムでおなじみ?
※CADケンの独断と偏見で検索内容が最も安定していた上記サイトで検証。
以下、検証結果のデータです。
まずはdoda(転職情報サイト)の結果、

おっ?製造業や建築土木業よりも、専門技術サービス業のほうがかなり多い…。
続いてen派遣(派遣情報サイト)での結果は、

おぉっ?ここでも専門技術サービス業が製造業や建築土木業を上回っています…。
(両サイトで製造業と建築土木業の求人割合が入れ替わってますが、その点については話がそれるので割愛。)
以上の内容から、専門技術サービス業の求人数が転職でも派遣でも一番多い結果になりました。
これは想定外でした…。
そもそも専門技術サービス業とは何?ってことですが、これは専門サービス業と技術サービス業をあわせた総称で、主にコンサルタント会社や設計会社(事務所)のような業界といえばイメージしやすいかと思います。
要は、お客さんの要望に専門的または技術的なサービスで応える業界です。
この結果を受け、「AutoCAD=じつはサービス業やったんかい!」
とCADケン的にツッコんでみたものの、冷静に仕事の流れ(商流)を考えてみると、別に不思議でもなんでもないなと。
その理由としてたとえば商流をイメージした場合、
- メーカー→設計会社
- ゼネコン→コンサル
- デベロッパー→コンサル
- ゼネコン→サブコン→設計会社
- 施主→工事会社→設計事務所
…のように、コンサルや設計会社(建築、機械、意匠、施工ほか)など、専門技術サービス業が登場する仕事はいくらでもあるからです。
つまり当然それに比例して、“図面を描ける人が必要になる。”ということになるので、専門技術サービス業の求人が一番多いことは何ら不思議ではなく、納得の結果だといえるでしょう。
まぁそうは言いつつ、「AutoCAD=建設土木・製造業」 と先入観があったCADケンにとっては想定外ではありましたが、おかげで良い発見にもなりました。
思い込みってこわいw
ということで、“AutoCADは、どの業界につよいか?”について。
「AutoCAD=専門技術サービス業がメインでしょ!」
そしてもう一点、
「AutoCAD求人の9割以上は、3つの業界(*)からなっている!」
(*)専門技術サービス業、建設土木業、製造業
以上をCADケンの結論にしたいと思います。
※あくまでCADケンなりの仮説検証結果ですのであしからず。
さいごに、専門技術サービス業も元をたどればメーカーやゼネコンから仕事を請けることが多く、製造業や建設土木業と同じくくりで考えることもできますが、
今回の結果をうけて、
AutoCADの求人は“専門技術サービス業が一番多い”と知っておけば、いざ仕事を探すときのイメージが広がり、それだけでも覚えておいて損はないと思います。
損せず得を取りましょうw




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