「CADに興味がある」
「CADができるようになりたい」
これからCADを学びたいと思う方の中には、
“2D-CAD”と“3D-CAD”
どっちのCADから始めたほうがいい?と迷われる方が多いかもしれません。
はじめに2Dと3Dの違いを簡単に説明しておくと、
2D=2次元のことで、“高さ×幅”や“幅×奥行き”のように一方向を切り取った情報。
3D=3次元は、2次元の各情報を立体的(高さ×幅×奥行き)にした情報。
要は、平面か?立体か?
そのようなイメージで十分です。
また、近年3D-CADだけでなく、3D-CADの進化版と言っていい“BIM”と呼ばれる設計手法にも注目が集まり、今後その需要がさらに伸びていくと予想できるため、「最初から3D-CADを覚えたほうがいいかも?」と思う方がたくさんいても不思議ではありません。
ちなみに“BIM”とは、Building_Information_Modeling(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の略で、主に建物の設計用途で使われる手法ですが、
簡単にいうと、
“設計に必要な情報をすべて含んだ、3次元設計を前提とした設計手法”です。
BIMソフトをもちいることにより、3次元→2次元の図面展開もでき、関連部署とのデータ連携の効率化をはかることができます。
もっというと、設計に必要な情報の中には施工管理などに必要な情報(工程や金額など)も含まれるため、ただ図面を描くだけではない、プロジェクトも包含した手法といえます。
時代はどんどん進化していきますね。
このような設計手法の流れを考えると、たしかに2D-CADよりも3D-CADから始めたほうがいい!と思えるかもしれませんが、はたしてそれは、妥当な判断といえるでしょうか?
CADケンなりの結論はこうです。
これからCADを学びたいと思っている方であれば、
「2D-CADから始めたほうが良い!」
そのように思っています。
そう思う理由はなにか?
それは…「何ごとも、基礎の上にすべてが成り立っている。」
という大原則があるからです。
具体的にいうと、“3次元は、2次元を基礎とした応用”と考えれば、2次元で必要な知識にあたるたとえば図面でいうところの、
- 平面図
- 立面図
- 断面図
- 概要図
- 詳細図
…などなど、これら2次元の基礎的な知識や情報の上に、応用である3次元の情報が作られていきます。
それを踏まえると、もし基礎ができていない状態で応用に入ってしまえば、それはまさしく、“基礎のない建物を作ってしまう”ようなもの。
足元ぐらんぐらんで生きた心地がしませんw
そんなものは、「型破りではなく、ただの型無し。」
そう言われても何も言い返せません。
つまり、まずは基礎知識をしっかり固めて盤石にすることが大切で、その基礎作りのため“2D-CADから始めたほうが良い!”というのがCADケンの思うところです。
一方で、2D-CADを学ばなければ3D-CADは使えないのか?と言われればそうでもなく、それこそしっかりとした基礎知識があるのであれば、
たとえば、2次元図面を見て3次元図面にしっかりとイメージ変換できるような知識やスキルがあれば、いきなり3D-CADから始めることもできるでしょう。
どちらにせよ、「何ごとも、基礎の上にすべてが成り立っている。」ということであり、基礎が肝心要であるといえるでしょう。
さいごに、
まずは2D-CADで基礎を作ることが大切だとお話しましたが、いずれ3D-CADやBIMを使うときがくるかもしれません。
3D-CADの良いところはなんといっても、その情報を見れば、誰が見てもパッとイメージが浮かぶところです。
建物であれば完成形のイメージがわくなど、イメージが浮かべばプレゼンや立案など活躍の場に事欠きません。
その点、AutoCADの産みの親であるAutodeskは、3D-CADやBIMソフトのラインナップも豊富で、同じ会社のCADソフトであればスムーズなスキルアップが望めるでしょう。
3D-CADを使っている未来の自分をイメージしながら…まずはAutoCAD LTからでも遅くなく!
そう思うCADケンでした。




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